渡り廊下を抜けるとそこは音楽の国でした。香穂子 in ワンダーランド。『金色のコルダ』

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呉由姫（くれゆき）（原案：ルビー・パーティー）
金色のコルダ（きんいろのこるだ）
　私的評価：★★★☆（7点）
　　　蛇足度：★☆（3点）
理由　　：乙女ゲームの原作付きなので、構成が盤石。終盤、駆け足なので蛇足というよりも物足りなさも。

普通科と音楽科のある星奏学院。普通科に通う香穂子だが、ふと奇妙な妖精を目撃して運命が一変。なぜか学内の音楽コンクールにノミネートされてしまう！ライバルは音楽科の優秀な生徒ばかり。格好いいけどクセありげな面々で…!? 注目のゲームがコミックス化！（1巻あらすじ）

140字総評
乙女ゲームをキャラクターデザイン担当者がコミックス化。美しい線で描かれる個性的な登場人物たちと品の良い作風が魅力。最初から長期連載を想定した余裕ある構成は原作付きの強み。ただ不必要な追加キャラなど促販の面が出てしまうのは弱みか。現実世界でありながら異世界召喚モノとしても読める。

f:id:best_lilium222:20200603181600p:plain — 音楽科の生徒たちを通して香穂子は音楽に目覚めていく。

基本データ
白泉社　花とゆめCOMICS　全17巻　全75話　約3,400ページ
掲載誌：ララ　2003年10月号－2011年5月号
告白　： 75話／75話（ 100％：される）
両想い： 75話／75話（ 100％）
　キス： 描写なし
性行為： 描写なし
エンディング：ハッピーエンド（時間経過なし）