やまもり 三香（やまもり みか）
ひるなかの流星（ひるなかのりゅうせい）
私的評価：★★★★（8点）
蛇足度：★（2点）
理由 ：少女漫画の既成概念を変える画期的な構成の漫画。蛇足があるとすればスピンオフの存在かな。
幼い頃に見た、真昼の空の流れ星。夢だったのか、それとも私の道しるべなのか──。 すずめは田舎に暮らす女の子。親の転勤で、東京の高校に転入することになりました。上京初日、慣れない東京で迷子になったすずめが出会ったのは…？ 恋も友情も全てが未知の新生活が始まります!!（1巻あらすじ）
140字総評
思い思われ ふりふられ。思わずそんな題名が浮かぶ内容。常に読者の一歩先を行く序盤の展開の速さと巧みな構成は特筆に値する。2人の男性に好意を寄せられ困惑するだけではなく、交際を通して気持ちを明確にしていく主人公が印象的。2人の男性が互角の勝負を繰り広げる緻密な構造に驚かされる。
基本データ
集英社 マーガレット コミックス 全12巻 + 番外編1巻
全78話 ＋ 番外編 約 2,312ページ + α
掲載誌：マーガレット 2011年No.12－2014年No.23
告白 ： 17話／78話 （ 21.8％：する）
両想い： 32話／78話 （ 41.0％）
キス： 78話／78話 （ 100％）
性行為： 描写なし
エンディング：ハッピーエンド（時間経過なし）
50字分析
少女漫画４分類：Ⅰ類 標準型
作中で2人の男性と2回恋愛しているので分類も数値も非常に難しい作品。数値は主人公目線で取りました。
各巻感想リスト
