南 塔子(みなみ とうこ)
恋のようなものじゃなく(こいのようなものじゃなく)
私的評価:★★☆(5点)
蛇足度:★★☆(5点)
理由:交際後の後半戦に蛇足はないが、何も始まらない交際前の前半戦が無駄に長い
この気持ちが何なのか知りたいと思う 小山内未仁(おさないみに)、14歳。付き合っていた彼氏と昨日お別れしてしまった。ドキドキして好きだと思っていたのに…違ったの? 傷心で行った高校の文化祭で絡まれていたところを見知らぬ男の子が助けてくれた。そして、春。高校に入学した未仁は、あの男の子にもう一度会いたいと思い…。「恋」がわからなくなった未仁の運命が今、動き出す――!(1巻あらすじ)
140字総評
男女2人の初恋成就の前に、数々の障害や状況を用意して恋が一筋縄でいかない模様を描いているが、こねくり回した結果、その後の身辺整理が長くなった。その間に物語から勢いが、登場人物から好感度が消失する。特にヒロインは何もしない人間で7巻まで自発的な行動はゼロ。とても言い訳がましい作品。


基本データ
集英社 マーガレットコミックス 全8巻 全32話 約1,488ページ
掲載誌:別冊マーガレット 2020年12月号-2023年07月号
告白 : 17話/32話 ( 53.1%:される)
両想い: 25話/32話 ( 78.1%)
キス: 27話/32話 ( 84.4%)
性行為: 32話/32話 ( 100%)
エンディング:ハッピーエンド(時間経過なし)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。

50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
最終盤まで物語が動かないのでⅣ類の恋愛成就型にしたい気持ちもあるけど恋愛イベントが順に起こるのでⅠ類
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト