てをつなごうよ
私的評価:★★★☆(7点)
蛇足度:★★(4点)
理由:鈍感ヒロインが気持ちに気づいてから告白に至るまでの1巻分が余計に思えた。
楠小豆&大豆は有栖野団地に住む仲良し姉弟です。お隣には幼なじみでモテモテの橘千花。お互いに両親が仕事で忙しいので協力しながら成長してきました。ある日、反対隣に柊美月&流星兄弟が引っ越してきました。小豆たちとは対照的に兄・美月に反抗的な弟・流星。兄らしくなれず悩む美月ですが…。(1巻あらすじ)
140字総評
柔らかなタッチで男女3人の繊細な恋心を描いた作品。異邦人の出現で幼なじみの男女は転機を迎え、そこから始まる三角関係は3人の心が常に揺れ動き目が離せない。ただ恋愛の結果は早めに判明し、そこから作者は3人の関係性を壊さないことに腐心する。キャラを偏愛するあまり終盤はバランスが崩壊。
基本データ
集英社 マーガレットコミックス 全8巻 全31話 約1,600ページ
掲載誌:別冊マーガレット 2016年05月号-2018年12月号
告白 : 16話/31話 ( 51.6%:される)
両想い: 24話/31話 ( 77.4%)
キス: 24話/31話 ( 77.4%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過なし。)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。
50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
三角関係モノなのでⅣ類 恋愛成就型かと思われたが、予想外に早くヒロインの心は決まっており当て馬が不憫。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト