私的評価:★★★☆(7点)
蛇足度:★(2点)
理由:蛇足になりがちなライバルや当て馬の立ち位置が よく練られていて感心した。
勉強もスポーツもできてその上クールビューティーな蘭(らん)は、周りから“高嶺の花”と呼ばれ、一目置かれている。だけど同じクラスの晃(あきら)だけは、普通に明るく接してくれて…!? 高嶺女子×お花屋男子のピュアラブストーリー、第1巻!(1巻あらすじ)
140字総評
序盤こそ噂が先行する孤高のヒロインと明るく爽やかなヒーローの交流を描いた『君に届け』感がある。しかし純粋無垢な恋愛の他、主要な登場人物 誰もが失敗や後悔を抱えて、その記憶が人との交流によって浄化される流れに本書独自の美しさが見える。各話の核に花言葉が据えられテーマが見え易いのも◎


基本データ
講談社 KC別フレ 全10巻 全40話 約2,400ページ
掲載誌:別冊フレンド 2017年08月号-2021年01月号
告白 : 12話/40話 ( 30.0%:する)
両想い: 12話/40話 ( 30.0%)
キス: 24話/40話 ( 60.0%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過:最終話は10か月余り経過)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。

50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
主人公たちが何かを乗り越える度に恋愛イベントが発生。性行為の未達成は まだ問題が残っていたから必然。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト