テリトリーMの住人(てりとりーえむのじゅうにん)
私的評価:★★★☆(7点)
蛇足度:★★(4点)
理由:両想い後は構成力が目に見えて落ちる。キャラを大事にしない悪い癖が出てる。
ここから始まる、ぼくらの青春&恋。 親の離婚で、母の地元・銀鼠町(ぎんねずちょう)にやってきた高校1年生の瑛茉(えま)。そこにいたのは、個性的すぎるご近所さんたち。目つきの悪~い男の子、人懐っこい中学生男子、クールで堂々とした女の子、寝てばかりいるふわふわ男子──。クセ者だらけのこの町で、瑛茉の新生活、始まります。(1巻あらすじ)
140字総評
恋愛漫画だが主人公が既存のテリトリーに入る過程に1巻消化したりと仲間との絆もしっかり描いた作品。誰がヒーローなのか分からない構成で目が離せず、変化し続ける五角関係には手に汗握った。ただし終盤は性格の変化に馴染めなかったり、新キャラの処理の適当さに辟易したり悪い部分も見え隠れする。
基本データ
集英社 マーガレットコミックス 全11巻 全43話 約2,096ページ
掲載誌:別冊マーガレット 2017年02月号-2020年08月号
告白 : 32話/43話 ( 74.4%:される)
両想い: 32話/43話 ( 74.4%)
キス: 31話/43話 ( 72.1%)
性行為: 41話/43話 ( 95.3%)
エンディング:ハッピーエンド(時間経過:最終話は1年半以上経過。)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。
50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
正ヒーローとのイベントを数値化しているので全体的に遅めの進行。両想いまでの関係性の変化が大変 面白い。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト