《漫画》宇宙へポーイ!《小説》

少女漫画と小説の感想ブログです

2020年代

限られた食材(登場人物)で相手(読者)の心を満たす、『月読くんの禁断お夜食』

アサダ ニッキ 月読くんの禁断お夜食(つくよみくんのきんだんおやしょく) 私的評価:★★★☆(7点) 蛇足度:★(2点) 理由:最小限の登場人物で主役たちを動かさないまま物語が展開していく魔法を見た パーソナルジムのトレーナーを務める御神そよぎ、27歳。…

与えられた特性を呪いか祝福かを決めるのは自分自身の気持ち次第『呪い子の召使い』

柴宮 幸(しばみや ゆき) 呪い子の召使い(のろいごのめしつかい) 私的評価:★★★(6点) 蛇足度:★★(4点) 理由:最終章直前に、展開に悩んで日常回での延命が見られるけれど怪我の功名で悪くない。 「お前だけが、俺の召使い」 不死の呪いを持つ少女・レ…

『夏秋くんは今日も告白したい』と決意していることを彼女はまだ知らない。

さとる 夏秋くんは今日も告白したい(なつあきくんはきょうもこくはくしたい) 私的評価:★★★(6点) 蛇足度:★☆(3点) 理由:告白できないオチありきのコメディなのでネタの枯渇が心配だったけど杞憂に終わった “クールな美少年”と女子から注目を集める夏…

人間に絶望しかけた御曹司の恋に必要なのは色じかけではなく『機械じかけのマリー』

あきもと 明希(あきもと あき) 機械じかけのマリー(きかいじかけのマリー) 私的評価:★★★☆(7点) 蛇足度:★☆(3点) 理由:序盤は重複もあるが1巻ごとの構成が しっかりしている。続編が蛇足化しないことを祈る 元天才格闘家のマリーの新しい仕事は、大…

からかい上手の藤井くん に絡まれたくないのに空回り『きよく、やましく、もどかしく。』

アリハラ ナオ きよく、やましく、もどかしく。 私的評価:★★★☆(7点) 蛇足度:★★(4点) 理由:中盤、恋心の変動を描くために友人の恋に焦点が移る。ネタ切れ感も少々。 円城寺遥は派手な見た目とざっくばらんな口調から、周囲から怖がられがちなヤンキー…

大好きな筋肉で脳みそがいっぱいの脳筋ヒロインの恋『棗センパイに迫られる日々』

かみのるり 棗センパイに迫られる日々(なつめセンパイにせまられるひび) 私的評価:★★☆(5点) 蛇足度:★★☆(5点) 理由:恋愛におけるプロテインは存在しないからか恋心が実感できるほど育つまで時間がかかった 筋肉をこよなく愛する日比華帆。高校入学早…

忘れようと、離れようと、『恋のようなものじゃなく』と言い聞かせた 貴方への初恋

南 塔子(みなみ とうこ) 恋のようなものじゃなく(こいのようなものじゃなく) 私的評価:★★☆(5点) 蛇足度:★★☆(5点) 理由:交際後の後半戦に蛇足はないが、何も始まらない交際前の前半戦が無駄に長い この気持ちが何なのか知りたいと思う 小山内未仁…

大切な人に好きだと伝えられた今の自分になら 合格点をあげられる。『サクラ、サク。』

咲坂 伊緒(さきさか いお) サクラ、サク。 私的評価:★★★★(8点) 蛇足度:★★☆(5点) 理由:俯瞰して見ると大変よく出来た物語だが、告白しない理由を探す物語でもある。 目立たず、いてもいなくても変わらない存在だった藤ヶ谷咲(ふじがや さく)。咲は…

『となりのオトナくん』の部屋に入れてもらえなくなるのは敗退ではなく むしろ前進だお☆

るかな となりのオトナくん 私的評価:★★☆(5点) 蛇足度:★★(4点) 理由:当て馬っぽい男子生徒が2人いて、ページを割いたのに活躍の幅が狭すぎた。 パパと2人暮らしの莉々花。ある日、隣の部屋にスーツ姿のイケメン・日野耀二郎が引っ越してくる。仕事中…