おとななじみ
私的評価:★★★(6点)
蛇足度:★★★(6点)
理由:特に理由もなく告白しない状況が続くので主人公たちを嫌いになりかける。
弁当屋で働く加賀屋楓(24)は小さいときから近所の青山春とおさななじみ。楓は春に片想いしているが、鈍感な春は振り向いてくれない。けれどいつでも楓を助けてくれる「騎士(ナイト)」の春。そんな中、春にアタックしてくるゆるふわ女子や別のおさななじみ男子・伊織も参戦して、やっと恋が動きだす――!?(1巻あらすじ)
140字総評
24歳の幼なじみの男女の関係が変わっていく1年間を描いた作品。とにかく会話が面白くて おバカ可愛いヒーローを好きになる。だが段々と主人公2人ともに知性や勇気がないことが判明し、興味も共感も漸減していく。両片想い状態の継続は好きな展開だが、本書では意味のない引き延ばしに見えてしまった。
基本データ
集英社 マーガレットコミックス 全8巻 全32話 約1,472ページ
掲載誌:ココハナ 2019年05月号-2021年12月号
告白 : 28話/32話 ( 87.5%:される)
両想い: 29話/32話 ( 90.6%)
キス: 8話/32話 ( 25.0%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過なし。)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。
50字分析
少女漫画4分類:Ⅳ類 恋愛成就型
一番近くて一番遠い という幼なじみの恋の始まりが描かれるがヒロインは結局 何もしないという残念な結果に。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト