
くまがい 杏子(くまがい きょうこ)
片翼のラビリンス(かたよくのラビリンス)
私的評価:★★☆(5点)
蛇足度:★★☆(5点)
理由:中盤で恋愛の攻守交替があるのは面白かったが、感動は初回が最強。
ごくフツーのぽっちゃり系女子高生・都(みやこ)。あこがれているクラスメイトの大翔(ひろと)がつきあっているのは都のお姉ちゃんの蛍(ほたる)。そんな都はある日謎の手紙とカギを手に入れます。手紙のメッセージに誘われ、カギを使うと行き着いた先は2年前の世界。もう一度恋をやり直すことになった都の運命は!?(1巻あらすじ)
140字総評
タイムリープを駆使して恋愛や他者の人生を変えようとする物語。しかし ただでさえ難しい設定に複数の時間移動者を用意したため、物語がラビリンスに突入。苦肉の策として超便利アイテムでの全リセットを発動。後半はヒロインが頑張るターンになるなのだが、確定された未来に頼り過ぎて応援しにくい。


基本データ
小学館 Sho-Comiフラワーコミックス 全10巻 + 番外編1巻 全56話 + エピローグ + 番外編 約2,000+200ページ
掲載誌:Sho-Comi 2014年第3・4合併号-2016年第18号(本編)
告白 : 17 または 36話/56話 ( 30.4% または 64.3%:される または する)
両想い: 26 または 55話/56話 ( 46.4% または 98.2%)
キス: 26 または 56話/56話 ( 46.4% または 100%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過:エピローグは7年後)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。

50字分析
少女漫画4分類:Ⅳ類 恋愛成就型
中盤で両想いになるけれどリセットされてしまうので「正史」として残る方を採用。感動は1回目の方が強い。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト
