あやかし緋扇(あやかしひせん)
私的評価:★★★☆(7点)
蛇足度:★★(4点)
理由:ラストバトルの盛り上がらなさや説明不足が やや気になるが、二転三転する展開が◎。
その緋扇、無敵!勝ち気で運動神経バツグンの未来は16年間生きてきて、驚いたことやびびったことなど、一度もなかった…。男に守られるなんてありっこない…そう思っていたのに…。急に霊におそわれるようになってしまった未来。勝ち気でも運動神経がよくても、どうにもならない…。そんな時、未来を「お護もりします」と現れたのは、クラスメートで天然、おとぼけ男子の神山陵だった!
陵が赤い扇を取り出した瞬間、「除霊」が行われる!!!!未来と陵の恋の運命が今、動き始める…。くまがい杏子がおくる超スペクタルラブロマン!スタートです。(1巻あらすじ)
140字総評
好評につき連載が延長したのも納得の作品。突然 霊が見えて これまでの世界が一転。同時に冴えないクラスメイトが格好良く見えてくる。当初 予定していた話に黒幕を用意して無理なく世界観を維持する。黒幕探しの過程や真相が工夫されており読者の目を離させない。ただラスボス戦が盛り上がりに欠けたか。
基本データ
小学館 Sho-Comiフラワーコミックス 全12巻 全64話 + エピローグなど 約2,400ページ
掲載誌:Sho-Comi 2011年第5号-2013年第22号
告白 : 2話/64話 ( 3.1%:される)
両想い: 26話/64話 ( 40.6%)
キス: 15話/64話 ( 23.4%)
性行為: 65話/64話 ( 100% ※エピローグで)
エンディング:ハッピーエンド(時間経過:エピローグは約2年後+5年後)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。
50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
意地っ張りなヒロインなので両片想い状態が やや長い。彼との遠距離恋愛的な終盤は怒涛のモテ期が開始。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト