ショートケーキケーキ
私的評価:★★★☆(7点)
蛇足度:★☆(3点)
理由:恋愛も終盤の展開のための一要素に過ぎない、と思うぐらい終盤に気合が入っている。
芹沢天、高校1年生、女子。通学はバスで片道2時間。特に不満は、なし。だったけど…。友達の下宿先にこっそり泊まった日。そこに住む男の子の言葉に背中を押され、家を出て下宿をすることに。新しい出会いが呼び起こす、この気持ちはいったい何――?(1巻あらすじ)
140字総評
ヒロインが下宿生活を始め、そこでの交流を通して恋を経験する作品。三角関係が用意されているが、序盤では どちらが本命なのか判別がつかないのでワクワクした。意外な展開と紆余曲折を経て、下宿設定は脇に置かれ、終盤は兄弟を巡る男たちの世界に突入する。なので女性であるヒロインは割と蚊帳の外。
基本データ
集英社 マーガレットコミックス 全12巻 全62話 + 番外編3話 約2,180ページ
掲載誌:マーガレット 2015年No.23-2019年No.07
告白 : 6話/62話 ( 9.7%:される)
両想い: 39話/62話 ( 62.9%)
キス: 45話/62話 ( 72.6%)
性行為: 61話/62話 ( 98.4%)
エンディング:ハッピーエンド(最終話では8年余りが経過)
※各回の扉絵が巻末掲載なので連載の切れ目が分かりにくい。数値にミスがあるかもしれません。
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。
50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
中盤まで ヒーローがどちらか不明な三角関係。その後もキスの先に行かせないトラウマが事前準備されていた。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト