私的評価:★★☆(5点)
蛇足度:★★★(6点)
理由:中盤、現状維持を最優先にする白泉社テイストと作品の内容がマッチしていない。
齢200を越す大悪魔・ビビが人間界に居を構えて二度目の冬。彼が屋敷の前で拾った人間の赤ちゃんは、花のような笑顔を見せることから、“はな”と名づけられ、大切に育てられました。そして、はなは14歳になり、少しずつビビのことが気になるお年頃になったのですが…!?(1巻あらすじ)
140字総評
育ての親のような存在の男性と少女のラブストーリーだが、彼らには年齢差だけでなく種族の差が厳然と存在した。時間の流れ方が違う2人が、どう一緒に生きるのかという問題に正面から向き合う序盤と終盤は素晴らしい。けれど中盤で魔王が登場して以降、再放送と恋愛感情のリセットが繰り返されて辟易。
基本データ
白泉社 花とゆめCOMICS 全10巻 全58話 約2,008ページ
掲載誌:花とゆめ 2007年08号-2010年24号
告白 : 5話/58話 ( 8.6%:する)
両想い: 31話/58話 ( 53.4%)
キス: 1話/58話 ( 1.7%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過:最終回である)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。
50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
恋愛感情が何度もリセットされるのでイベント発生の特定が難しい。異論はあるだろうが面倒臭いので これで。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト