人気ファンタジー作家としての道を歩き始めた作者の夜明けぜよ。『黎明のアルカナ』

黎明のアルカナコミックセット (フラワーコミックス) [マーケットプレイスセット]

作者:藤間麗
小学館

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黎明のアルカナ 13巻全巻セット藤間麗 2E0785

ノーブランド品

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黎明のアルカナ 1〜13全巻完結

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藤間麗（とうまれい）
黎明のアルカナ（れいめいのアルカナ）

　私的評価：★★★（6点）
　　蛇足度：★★☆（5点）
　　　理由：中盤の展開は不必要な回り道をするのに、大事な終盤は沿革しか語らない。

王家の娘・ナカバは、顔も見たことのない敵国の王子・シーザの元へ、たった1人の従者・ロキを連れ、人質として嫁ぐことに。王子シーザは、華麗な外見とは裏腹に、強引でわがままな性格。しかも、愛人までいる始末。「お前は俺（おれ）の所有物だ」形だけの婚姻となるはずが、ナカバの「ある力」のせいで、従者とも引き離され、無理矢理に…？ロマンスファンタジー第1巻！！（1巻あらすじ）

140字総評
1話で無理やりキスする俺様王子様ヒーローと少しずつ心を通わす序盤から、ヒロインが特殊能力に振り回される中盤、そして国の変革と意外な真実が描かれる最終盤とジェットコースターのような作品。ただし作者が描きたいアウトラインをなぞるばかりでスケールの大きい話のディテールは褒められない。

基本データ
小学館　Cheese！フラワーコミックス　全13巻　全53話　約2,600ページ
掲載誌：Cheese！　2009年03月号－2013年08月号
告白　：　　9話／53話（ 17.0％：される（※間接的な言葉））
両想い：　 21話／53話（ 39.6％）
　キス：　　1話／53話（ 1.9％）
性行為： 　描写なし
エンディング：ハッピーエンド（時間経過なし。）
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。