うそカノ
私的評価:★★★(6点)
蛇足度:★★★(6点)
理由:キスするする詐欺の多用や、数少ない追加キャラの意味の無さなど惜しい部分が少なくない。
片思いの入谷くんが「彼女のふりをしてくれる人=うそカノ」を探していると知り、すばるは思わず立候補!! いつかほんとの彼女になりたい…」一緒の下校、初デート、毎日ドキドキばかりだけれど、入谷くんがうそカノ探していた理由を知って…? 「大好き」はほんと、「彼女」はうそ。すばるの恋のゆくえは……!?(1巻あらすじ)
140字総評
3回の短期連載から長編化した作品。短期連載で用済みとなった「うそカノ」設定に固執した時期もあったが、ケンカ1つしない順風満帆な交際が描かれる。主に変化するのは男性側の「好き」の容量で、愛される幸福感に浸れる。ただしヒロインに全く負の感情がないので低年齢向けの作品にも見えてしまう。
基本データ
白泉社 花とゆめCOMICS 全11巻 全59話 約2,200ページ
掲載誌:ララ 2013年02月号-2018年05月号
告白 : 3話/59話 ( 5.1%:する)
両想い: 3話/59話 ( 5.1%)
キス: 36話/59話 ( 61.0%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過なし。)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。
50字分析
少女漫画4分類:Ⅲ類 男女交際型
交際が正式ではないという認識や、横恋慕の三角関係、キスするする詐欺など連載継続への努力の跡が見える。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト