婚約者がいても異性からのキスを受け入れ続けるヒロインはある意味『ラブ♥モンスター』。

宮城理子（みやぎりこ）
ラブ♥モンスター

　私的評価：★★（4点）
　　蛇足度：★★☆（5点）
　　　理由：中盤以降は覚醒していく能力がインフレを起こして話が大味になった。

大空ヒヨ子はパパからの推薦で、山奥にある私立SM学園に入学することに。入学そうそうヒヨ子を待っていたのは、婚約者を名乗る生徒会長・天魔黒羽。そして個性豊かな「妖怪」の生徒＆教師だった！　学園生活は早くも波乱の予感…!?　解説エッセイまんが／宮城理子（1巻あらすじ）

140字総評
突然はじまる妖怪イケメン婚約者と同級生たちとの学園生活。中盤からは世界の分校の生徒と交流し、各地の伝説と接触する。その裏でヒロインは力を覚醒させ最終的に世界の命運を握る壮大な話となる。世界の広がり、能力の覚醒を段階を踏んで描写しており縦軸があった。セクハラ展開は相変わらずだが。

見知らぬ学校に進学したらイケメン婚約者（モンスター）に愛される日々が始まっちゃう!?

基本データ
集英社　マーガレットコミックス・集英社文庫（コミック版）　全12巻・全7巻（文庫版）
全83話（※扉絵・話数表示が無いので間違えているかも）　約2,208ページ
掲載誌：マーガレット　2002年No.11－2006年No.5・6合併号
告白　：　　3話／83話（　3.6％：される）
両想い：　 33話／83話（ 39.8％ ※実質的な両想いでカウント）
　キス：　　8話／83話（　9.6％）
性行為： 　 84話／83話（ 100％ ※番外編）
エンディング：ハッピーエンド（時間経過なし。）
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。