『古屋先生は杏ちゃんのモノ』だし、杏ちゃんは古屋先生のモノ。それが幸せのカタチ。

香純裕子（かすみゆうこ）
古屋先生は杏ちゃんのモノ（ふるやせんせいはあんちゃんのモノ）

　私的評価：★★★（6点）
　　蛇足度：★★★（6点）
　　　理由：中盤の人気を当て馬に頼り過ぎて、同じことを2回繰り返したのが残念すぎる。

カフェでプロポーズに玉砕し、人前で号泣…。しかもプロポーズ相手とはキスしたこともなく、彼氏とすら思われてなかった…。そんな残念教師・古屋先生（でも無駄にイケメン）の意外な一面を知り、恋に落ちてしまった杏！　積極的に迫るけど、残念な男のくせに先生のガードは予想以上に固く…!?　痛快★禁断コメディ!!（1巻あらすじ）

140字総評
ヘタレな先生と、へこたれないＪＫによるラブコメ。秘密は厳守なので禁断の関係がバレる緊迫感は薄く、むしろ気の置けない友人たちには積極的に暴露する。そこを残念に思う人もいるだろう。当て馬がヘタレな先生を刺激して恋愛を進展させるが、やがて三角関係がメインになった。私はそこが残念だった。

高校1年生の杏ちゃんが24歳の新しい担任の古屋先生に猛アタック。先生の倫理観はガラスよりももろい。

基本データ
集英社　りぼんマスコットコミックス　全12巻　全46話＋番外編　約2,256ページ
掲載誌：りぼん　2016年10月号－2020年07月号
告白　： 　 1話／46話（　2.2％：する）
両想い：　 5話／46話（ 10.9％）
　キス： 　 1話／46話（　2.2％）
性行為： 　描写なし
エンディング：ハッピーエンド（時間経過：最後の数ページは数年後）
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。