《漫画》宇宙へポーイ!《小説》

少女漫画と小説の感想ブログです

『萌えカレ!!』の萌えは当時(2005年)の流行語らしいが、本書が描くのは萌えよりも深い愛。

萌えカレ!!(1) (フラワーコミックス)

池山田 剛(いけやまだ ごう)
萌えカレ!!(もえカレ!!)

 私的評価:★★★☆(7点)
  蛇足度:(2点)

   理由:謎が謎を呼ぶ序盤から、どちらかの男性を選ぶ終盤まで読者に休む間を与えない。

ひかるは恋にあこがれてるだけの女の子。そんなひかるが見知らぬ男の子に初キスを奪われた!しかも再会した彼はひかるのことをまったく覚えてなくて?ドキドキが止まらないジェットコースター学園ラブ!●収録作品/「萌えカレ!!」#1~5(1巻あらすじ)

140字総評
外見は同じだが性格が正反対の2人のヒーローとの三角関係を描いた作品。三角関係だけど誰もが初恋を成就する内容で、主役の3人は恋愛を通して欠点に気づき、逆境に負けない強さを獲得するなど多くの経験をする。連載延長を打診されてもスピード感を重視し当初の構想で終わらせた作者の英断に拍手。

同じ外見をした2人のヒーローとの三角関係。そしてヒーロー同士のライバル物語も読み逃せない。

基本データ
小学館 少コミフラワーコミックス 全7巻 全34話 + 番外編 約1,400ページ
掲載誌:少女コミック 2005年第3・4合併号-2006年第14号
告白 :   14話/34話 ( 41.2%:される)
両想い:  29話/34話 ( 85.3%)
 キス:  1話/34話 ( 2.9%)
性行為:     ノーカウント
エンディング:ハッピーエンド(時間経過なし。)
『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。

萌えカレ!! 進行度グラフ

50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
恋愛イベントは全て三角関係の本命の方で計測しているので数値でネタバレする。グラフ以上にイベント満載。
『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。

各巻感想リスト

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