悪魔とラブソング(あくまとらぶそんぐ)
私的評価:★★☆(5点)
蛇足度:★★(4点)
理由 :恋愛描写は過不足なく描かれている。ただ内容の評価は また別。
十塚学園は偏差値やや低めの共学校。ある日、県でトップクラスの聖カトリア女子を退学になったという転入生が…。彼女の名前は可愛マリア。退学の原因は「教師への暴力事件」。飾り気なく真っ直ぐな言動のせいで、マリアはクラスから孤立していき…。(1巻あらすじ)
140字総評
人の言葉の裏に潜む本音や本心を言い当てる悪魔のような女子高生が主人公。いじめ・友情・トラウマを物語に採り入れ、全ての編で歌が重要な要素となる。作者の当初の構想は全て描き切ったが、それと作品の評価は別。特に後半の世界の閉鎖性や、独特な価値観、キレイすぎる世界の構築に疑問が残った。
基本データ
集英社 マーガレットコミックス 全13巻 全91話 約2,816ページ
掲載誌:マーガレット 2007年No.02 - 2011年No.09
告白 : 24話/91話 ( 26.4%:する)
両想い: 23話/91話 ( 25.3%)
キス: 68話/91話 ( 74.7%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過なし。)
50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
ネガティブ&ヘタレのようで思い切った行動をするヒーローのお陰で恋愛イベントは しっかり前半から起きる。
各巻感想リスト