おバカちゃん、恋語りき(おばかちゃん、こいかたりき)
私的評価:★★★(6点)
蛇足度:★★☆(5点)
理由 :中盤以降、拉致を起点として、そこからの脱出という構造が計3回あったのが残念。
幼少の頃から格闘技の英才教育を受け、うっかり不良も恐れる「関西最強の女」になった音色。恋がしたい!と関東の高校に転校するも、待ち構えていたのは、問題児ばかりが集う「特殊科」クラスで…。(1巻あらすじ)
140字総評
総勢20人のキャラクタが入り乱れ、ハイテンションで お送りする白泉社と見まごう集英社漫画。白泉社が学校階級の上流を舞台とするなら集英社は下流に舞台を作る。通称・バ科と呼ばれる特殊科の生徒が、特進科の生徒との身分違いの恋をすることから物語は始まる。おバカが傷だらけで体得した恋のお話。
基本データ
集英社 マーガレットコミックス 全7巻 全49話 約1,448ページ
掲載誌:マーガレット 2008年No.18-2010年No.21
告白 : 7話/話 ( 14.3%:される)
両想い: 29話/話 ( 59.2%)
キス: 29話/話 ( 59.2%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過なし。)
50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
ジャンルとしては三角関係モノだと思うが、恋の決着は意外に早い。最後に初恋と三角関係に けりをつけた。
各巻感想リスト