カラクリオデット
私的評価:★★★(6点)
蛇足度:★★☆(5点)
理由:白泉社作品らしく新キャラを続々と投入するが、それより主要キャラだけで話を進めて欲しかった。
天才科学者・吉沢博士に創られたアンドロイド・オデットは、見た目は普通の女の子。自分と人間との違いを知りたくて高校に通い始めたけど、アンドロイドであることは学校の皆には内緒。友達が出来たオデットは「普通の人間と同じようになりたい」と、博士に身体を改造するよう求めるが…!?(1巻あらすじ)
140字総評
誕生間もないアンドロイド・オデットが学校で巻き起こす騒動を描いた作品。読者はロボットでありながら幼児であり、娘であり、姉であるオデットの不器用な成長を温かく見守る。序盤はSF短編として切れ味が鋭いが、中盤から取っ散らかっている印象は否めない。途中でキャラの放置が多々あるのも残念。
基本データ
白泉社 花とゆめ 全6巻 全35話 約1,200ページ
掲載誌:花とゆめ 2005年19号-2008年01号
告白 : 描写なし
両想い: 描写なし
キス: 描写なし
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過なし。)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。
50字分析
少女漫画4分類:分類不能
一時期 作中で恋の嵐を巻き起こしたものの結局 放置。思索が足りなかったのか人気が足りなかったのか…。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト