百鬼恋乱(ひゃっきこいらん)
私的評価:★★(4点)
蛇足度:★★★(6点)
理由:各巻末で匂わせる不幸な未来は全部 ヒロインの心の平穏のために否定される。
その日、ココが出会ったのは、あまりに美しい鬼の兄弟だった……。「人ではないもの」が見えること以外は、ごくごくフツーの女子高生・卯ノ花ココ。けれど、哀しき黒犬の妖におそわれたとき、眠っていた力が目覚めて!? 和風ファンタジーラブ新感覚、開幕!!(1巻あらすじ)
140字総評
かつて神だった鬼が乱れる和風ファンタジー。世界観が不安定で早々に和風要素は排除され、重要な「鬼の花嫁」をはじめ用語や設定は思いつくままに並べられ、そして使われない。担当編集者の変更で1年に2回 文化祭があるなど構成が乱れている。恋のために邪魔者を排除する姿は鬼の花嫁というより鬼嫁。
基本データ
講談社 KCなかよし 全7巻 全28話 約1,184ページ
掲載誌:なかよし 2013年02月号-2015年05月号
告白 : 20話/28話 ( 71.4%:する)
両想い: 26話/28話 ( 92.9%)
キス: 24話/28話 ( 85.7%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過なし。)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。
50字分析
少女漫画4分類:Ⅳ類 恋愛成就型
三角関係が あんまり機能せず、早い段階で本命が判明。切ない恋だが彼の心変わりが早くて追いつけない。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト