めるぷり メルヘン☆プリンス
私的評価:★★☆(5点)
蛇足度:★☆(3点)
理由 :蛇足感はないが、作者の想いが詰まり過ぎていて 取っ散らかっている。
素敵な恋を夢みる愛理は迷子の少年アラムと出会う。そして幼い彼の面倒を見るが、実はアラムは魔法王国の王子様!とある魔法をかけられた彼は、一晩明けると大きく成長していて…!? 乙女VS王子様ラヴリーロマンス★(1巻あらすじ)
140字総評
年下の彼の攻勢が楽しめる作品だが、いかんせん彼は7歳。設定だけで混乱するのに、物語の舞台が変わり続け、腰を据えることが出来ない。作者の中で「めるへん」は結婚こそゴールらしく、そこに向かって物語は性急に進む。作品への情熱は感じるが構成力に問題あり。第一長編に続く呪いの物語でもある。
基本データ
白泉社 花とゆめCOMICS 全4巻 全22話 約816ページ
掲載誌:ララ 2002年08月号-2004年09月号
告白 : 1話/22話 ( 4.5%:する)
両想い: 12話/22話 ( 54.5%)
キス: 12話/22話 ( 54.5%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(最終話は10年後)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。
50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
ヒロインは年下の男の子(7歳)からの猛アタックに戸惑いながらも惹かれていく。中盤からは結婚一直線。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト