
柴宮 幸(しばみや ゆき)
呪い子の召使い(のろいごのめしつかい)
私的評価:★★★(6点)
蛇足度:★★(4点)
理由:最終章直前に、展開に悩んで日常回での延命が見られるけれど怪我の功名で悪くない。
「お前だけが、俺の召使い」 不死の呪いを持つ少女・レネは、気味悪がられ仕事をクビになり求職中。ある日王子様の召使いにスカウトされるが、彼は触れる者皆死ぬ「毒の呪い」のために幽閉されていて…!?相反する呪いを持つ孤独な二人が出会う、運命の王道主従ファンタジー!(1巻あらすじ)
140字総評
年下王子と彼に唯一触れられるヒロインの恋愛ファンタジー。年齢差があり甘いシーンは少なめ。けれど一生懸命な王子の恋や、引きこもりだった王子を前向きにさせるヒロインの明朗さが清々しい。流行の転生やメタ作品ではなく王道中の王道を歩く作者の姿が頼もしかった。月2回連載なのに画面が常に綺麗


基本データ
白泉社 花とゆめCOMICS 全9巻 全46話 約1,576ページ
掲載誌:花とゆめ 2020年07号-2022年24号
告白 : 43話/46話 ( 93.5%:される)
両想い: 46話/46話 ( 100%)
キス: 46話/46話 ( 100% ※4話などで救命目的のキスあり)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過:最終回のラスト10数ページは約8年後(?))
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。

50字分析
少女漫画4分類:Ⅳ類 恋愛成就型
推定12歳の少年と17歳ヒロインの恋+白泉社作品という二重の呪いが発動して、全ての恋愛イベントは最終盤
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト

