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少女漫画と小説の感想ブログです

恋愛の好不調がヒロインの体調に直結する『微熱少女』。恋の障害が多いから倒れてばっかり。

微熱少女〔小学館文庫〕 (1) (小学館文庫 みC 4)

宮坂 香帆(みやさか かほ)
微熱少女(びねつしょうじょ)

 私的評価:★★☆(5点)
  蛇足度:★★★☆(7点)

   理由:2回 繰り返される男女2人のライバルたちの同時襲来は完全な再放送 かつ 冗長。

里菜は中3の女の子。毎朝、駅で会う高校生の高柳に、ずっと憧れています。思いきって声をかけたら、高柳はライブのチケットをくれました。でも、里菜はライブを盛り上げるための笑い者にされて…。そんな里菜を助けてくれたのが、高柳の友人のヒロでした。里菜とヒロはごく自然にキスをして!?(1巻あらすじ)

140字総評
1998年連載開始で当時の「少女コミック」の中では非常にピュアな恋愛を描いた作品だと推測。交際までの道のりが波乱万丈で、恋の成就のために、ヒロインが積極的に動く。ただライバルが登場すると問題から逃げ続け、解決を先延ばしにする姿に辟易。章と章の間しか恋愛が順調ではないため幸福感に乏しい。

他の男性が好きだったはずなのに彼が弓道をしている姿に射抜かれ1話でのキス! 急展開!!

基本データ
小学館 フラワーコミックス(小学館文庫) 全10巻(文庫版5巻) 全57話 約1,920ページ
掲載誌:ベツコミ 2009年06月号-2013年12月号
告白 :   2話/57話 ( 3.5%:する)
両想い:  7話/57話 ( 12.3%)
 キス:   1話/57話 ( 1.8%)
性行為:   57話/57話 ( 100%)
エンディング:ハッピーエンド(ラスト10ページは7年後)
作品内に話数表記がないので数値にミスがあるかもしれません。
『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。

微熱少女 進行度グラフ

50字分析
少女漫画4分類:Ⅲ類 男女交際型
交際前に両親に挨拶した誠実な恋のはずだったが、ヒーローは言うことは立派でも簡単に彼女を傷つける。
『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。

各巻感想リスト

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