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そして、警官は奔る (講談社文庫)

そして、警官は奔る (講談社文庫)

警視庁蒲田署に異動となった武本は、不法滞在外国人を母に持つ幼女監禁事件を追った。一方、かつての上司、潮崎は、武本の力になりたい一心で、独自に事件の調査を始める。そして、浮き彫りになる子供の人身売買や虐待の現実。法律では裁ききれない闇に、二人はどのような光を当てるのか?シリーズ第二作。


『それでも、警官は微笑う』の続編。 それぞれの道を行くことになった潮崎と武本は再会し、お互いの微妙な立場を考慮しながら出来る限りの方法を取ることに。扱われている事件が事件なだけに今回は暗く静かに物語が進みます。ムードメーカーだった潮崎君も停滞ムードですし…今回の主人公は武本さんです。よって生真面目な小説に仕上がっています。私としてはあっけらかんと物事に突き進んでいく話を期待していたので(特に潮崎君に)前作との違いに多少ガッカリです。物語の最後までいまいち盛り上がりにも欠けていた気がします。期待負け。次作も多分あるでしょうから、そこに期待。いよいよ潮崎くんの警察改革が始まると思います。

そして、警官は奔るそして、けいかんははしる   読了日:2004年04月02日