きみと青い春のはじまり(きみとあおいはるのはじまり)
私的評価:★★★☆(7点)
蛇足度:★(2点)
理由:アサダニッキ作品は展開が予想以上に速いので全5巻という短さを感じないぐらい内容が濃い。
入学式以来、友達0(ゼロ)で誰とも話さず静かに過ごしてきたぼっち女子・末広しろ。ある日クラス一の人気者・高砂に罰ゲームで告白され一気にクラス中の注目の的に! すぐに飽きると思っていたけれど、高砂は意外と真剣に向き合ってくれて…。まさかの青春スタート!?(1巻あらすじ)
140字総評
住む世界が違った2人が罰ゲームをキッカケに お互いを知り世界を深く広くする作品。格差のある交際、イケメンから溺愛される恋愛、または真面目な部活モノとも読める。男女双方の変化の様子を的確に表現し未完成の10代のキラメキを閉じ込めている。作者らしい不快感を一切 残さない人間模様が好き。


基本データ
講談社 KCデザート 全5巻 全21話 約920ページ
掲載誌:デザート 2019年09月号-2021年09月号
告白 : 20話/21話 ( 95.2%:する)
両想い: 20話/21話 ( 95.2%)
キス: 21話/21話 (100.0%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過:最終話は約5か月経過)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。

50字分析
少女漫画4分類:Ⅳ類 恋愛成就型
序盤から名目上は交際しているので「Ⅲ類 男女交際型」とも考えられるが2人の感情を重視してⅣ類に分類。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト