- 作者: 小林聡美
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1997/04/01
- メディア: 文庫
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メキシコに行かせたのはダレだ。行かせたあんたが悪いのか、行った私がバカなのか。愛と疲労と冷や汗のメキシコほげらばり旅行記。遺跡あり、海あり、古都ありの聡美風ガイドブック。小林脳内酸欠本。
題名の由来は「forget about it(なーんちゃって)」。その読みを日本語風に読むと「ほげらばり」。海外旅行なんて、さらさらする気もなければお金もない私がなぜこんな本を読んだかというと、理由は一つ、小林聡美さんだからである。まぁ、純粋にメキシコに行くためにメキシコ本としてこの本を手にする方も少ないだろう…。小林さんが興味を持ったものに対する、小林さん視点のメキシコである。
あとがきがさりげなく井上陽水というのもすごい。なぜ!?知り合い?内容もすごい。詩かな、これは?もう井上陽水ワールド全快なのである。小林聡美の著書へのあとがきなことは、あとがきだが、もうワールドが違う。訳分からないが、面白い。奇才だよ、彼は。興味を持った方は是非一読してみるといいと思います。