42枚足りないトランプ。

11枚のとらんぷ (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

感想は コチラ に。
｢1ヶ月1作家1作品制度｣を採用して早1年以上。当初の想定通り1冊ずつに愛情を持って読書しているかというと疑問が残るけれど、会えない時間が愛情を募らせるという面も確かにあるのではないか。ただ自然消滅というパターンも少なくないけど…。
ここ最近で私が1ヶ月の経過を一日千秋の思いで待ちわびているのが宮部みゆきさん、倉知淳さん、乙一さん、歌野晶午さん、二階堂黎人さん、村山由佳さん、恩田陸さん、我孫子武丸さん、北森鴻さんである(義務感の人もいる…)。この方々に会える日を、遠足の日の如く、富士山の山開きの日の如く、鮎漁の解禁日の如く、前夫との離婚成立から6ヶ月の経過を待つ女性の如く(ちょっと例えとしてよくないか…)、待ちわびている。
↑の本の著者・泡坂妻夫さんもその一人。今月末にはいよいよヨギ ガンジーシリーズに突入する予定。どうしてもヨギ ガンジーからヨギータを連想してしまう私…。｢しあわせの書｣｢生者と死者｣に度肝を抜かれるにはあと3ヵ月かかる。じれったい、ジレッタント！