
安理 由香(あんり ゆか)
橙くんはひとりで寝られない(だいくんはひとりでねられない)
私的評価:★★(4点)
蛇足度:★★★★(8点)
理由:1~4巻に亘って過去を「話す話す詐欺」が繰り広げられることに唖然とした。
莉子のヒーローだった、隣のお家の橙くん。6年ぶりに再会した彼は、超プレイボーイの大学生になっていて!? 変貌した橙くんを受け入れられない莉子。でも昔と変わらず優しくてかっこいい上に、更にセクシーで料理上手になった橙くんにドキドキさせられっぱなしで…!? ケダモノ年上男子ラブ。(1巻あらすじ)
140字総評
元・憧れの お兄さんとJKの恋を描いた作品。ヒーローは辛い過去から逃避するため女性関係や恋愛を刹那的に利用するトラウマ持ちなのだが弱さばかり目立って影のある格好良さを描き切れていない。加えてヒロインも無味無臭。終盤でヒーローが、反省したはずの過去の失敗と全く同じことをしたことに幻滅


基本データ
集英社 マーガレットコミックス 全5巻 全30話 約904ページ
掲載誌:マーガレット 2019年No.21-2021年No.12
告白 : 10話/30話 ( 33.3%:する)
両想い: 11話/30話 ( 36.7%)
キス: 14話/30話 ( 46.7%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過なし。)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。

50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
恋愛イベントが早いのは過去のトラウマ発表を後回しにするため。ヒーローのトラウマ解消前なので偽物っぽい
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト

