青天大睛(せいてんたいせい)
私的評価:★☆(3点)
蛇足度:★★(4点)
理由:内容的に過不足がある訳じゃないが、とにかく登場人物の行動が自分勝手すぎる。
テキトーにガッコー行って、テキトーにギャルやって…。そんなビミョーな日々を送っていた亜子(あこ)が教師の片寄(かたよせ)クンに恋をした! なんとかして先生に近づきたい亜子は、片寄先生が顧問をつとめる男子バスケ部のマネージャーに志願。ところが、キツい女子マネ・仁科(にしな)やイジメられっこ(?)な後輩・タイジのせいで、亜子の恋は前途多難!! その上 片寄先生は、部活も教師(シゴト)もやる気なさげで…? 亜子のスクール・ラブ・ウォーズ第1巻!(1巻あらすじ)
140字総評
恋に目覚めた元ギャルの女子高生が障害に立ち向かいながら恋愛を成就させる物語。…を作者は意図したのだろうが、バランスを間違えてヒーローや当て馬が読者に嫌悪される対象になっている始末。前半のヒロインの幼稚な行動も頭が痛いが、後半のヒーローの自分勝手な言動の連続は青空を曇らせるばかり。
基本データ
小学館 フラワーコミックス 全6巻(文庫版 全3巻) 全25話 約1,004ページ(文庫版)
掲載誌:別冊少女コミック 1999年09月号-2000年09月号
告白 : 4話/25話 ( 16%:する)
両想い: 11話/25話 ( 44%)
キス: 11話/25話 ( 44%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過:最終回のラスト数ページは約1年後)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。
50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
いつの間にかに好意は伝わっているし両想い状態になって数値が正しいのか微妙。そういう2人の関係である。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト