水玉ハニーボーイ(みずたまはにーぼーい)
私的評価:★★★(6点)
蛇足度:★★☆(5点)
理由:出会いから1年間は日常回で季節イベントを消費する白泉社の方針が見え隠れし、中盤がダルい。
強さを求めてひた走り、「侍」の異名を持つ剣道部主将・仙石芽衣。女子力高く仕草や口調は女の子、女装も辞さないオネエ男子・藤司郎。真逆の2人だけど、オネエ男子が侍女子にまさかの恋。告白攻撃を侍女子が叩き斬る!? 「新しい扉、開けるわよ。」ツッコミ不在(!?)のハイテンションラブコメ!!(1巻あらすじ)
140字総評
男ヒロインと女ヒーローという破格の設定が特徴の作品。男らしさ女らしさを押しつけず、その人らしく生きる登場人物たちと世界観が心地よく読後は幸福感に包まれる。破格ながら少女漫画の定番も抑え、前半は男性から溺愛されるヒロインを、そして後半は不器用に恋に向き合うヒロインの姿が見られる。
基本データ
白泉社 花とゆめCOMICS 全10巻 全53話(#0-#52) 約2,000ページ
掲載誌:ララ 2014年03月号(読切掲載)-2019年02月号
告白 : 1話/53話 ( 1.9%:する)
両想い: 43話/53話 ( 81.1%)
キス: 53話/53話 ( 100%)
性行為: 描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過なし。)
※『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。
50字分析
少女漫画4分類:Ⅳ類 恋愛成就型
告白から両想いまでが長いので恋愛成就型。両想い後は作品内を整理・後片付けをするウィニングラン期間か。
※『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。
各巻感想リスト