《漫画》宇宙へポーイ!《小説》

少女漫画と小説の感想ブログです

目の覚めるような展開と、後腐れのない爽やかな人間関係。それが『ミントな僕ら』さ。

ミントな僕ら 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)

吉住 渉(よしずみ わたる)
ミントな僕ら(みんとなぼくら)

ふたごの姉弟・まりあとのえるは大の仲よし。初恋の人を追いかけ全寮制の森ノ宮学園へ転入したまりあをとりもどそうと、のえるはとんでもない方法で森ノ宮へ…!!(1巻あらすじ)

 私的評価:★★☆(5点)
   蛇足度:★★☆(5点)

    理由:当て馬が現れては消えていく恋愛バトルトーナメントのような中盤以降が残念。

140字総評
まず『りぼん』では珍しい男性主人公と、彼が双子の姉の恋愛を阻止すべく女装して寮への潜入が設定が目を引く。その双子の姉弟に、多くの恋を経験して辿り着く恋と、一途な初恋の2つを託した。設定は抜群で展開も早いが、恋愛描写には共感できない。序盤が面白すぎるから尻すぼみに感じるのが難点。

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他誌で女性が男装する漫画が『花ざかり』の1997年。こっちは女装して学生寮に潜入する。

基本データ
集英社 りぼんマスコットコミックス 全6巻(文庫版 全4巻) 全29話(?) 約1,160ページ
掲載誌:りぼん 1997年06月号-2000年02月号
告白 :   12話/29話 ( 41.4%:する)
両想い:  15話/29話 ( 51.7%)
 キス:   描写なし(4話で他の人とのキス!)
性行為:   描写なし
エンディング:ハッピーエンド(時間経過なし)
『少女漫画分析』についてはリンク先をご参照ください。

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ミントな僕ら 進行度グラフ

50字分析
少女漫画4分類:Ⅰ類 標準型
実は主人公が序盤でキスを奪われたり、両想い後すぐに別れたりと、グラフに表し切れないイベントも満載。
『少女漫画4分類』についてはリンク先をご参照ください。

各巻感想リスト

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