《漫画》宇宙へポーイ!《小説》

少女漫画と小説の感想ブログです

春山、ホーホケキョ。

宵山万華鏡

宵山万華鏡

感想は コチラ に。
どうもこんばんは、飛んで火に入るbest_liliumです。お店で次回来店時の割引クーポンを貰えば日を置かずに来店し、さっき買った物が100m離れたお店で特売だったらもう一つ買って精神的な損得勘定をゼロにしようとする。手の平の孫悟空状態なのに、自分をお買い物上手とうぬぼれる、うぬぼれ馬鹿。へいへいへ〜い。
けれど敢えて火に突入する事で煩悩が消えたり、なんて賢いトラなのだと褒められたりする事もある。今回私が入った(火)は2月22日の火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」。この週はいわゆるスペシャルウィーク松村邦洋さんがゲストに登場した。内容は「オールナイトニッポン(ANN)を語る」という企画。前回の日記でこの回の事前予想として『企画とゲスト共に面白そうなのは(火)だけど、いかんせん世代が違うので思い出の共有は出来なそうで残念』などと書いたが、それは杞憂というか、私の自己中心的な考え方だった。好きな番組、夢中になった番組が実に魅力的に語られ、世代の違う彼らの興奮がコチラにも伝播してきた。
この回は田中さんの(あかぎ)あいちゃんへの失恋話が語られたりで私のテンションはグン上がり↑↑
全編本当に楽しい放送だったが、中でも松村さんに憑依した歴史上の人物&有名人がパーソナリティになるANNには久しぶりに大声を出して笑った。番組数が増える毎に脳内麻薬がドクドクと分泌され、極端に言えば内容なんてどうでもよくて、松村さんの「声」だけでゲラゲラと笑っている状態になった。あれは合法麻薬ですよ。(総合して)エンタメ、まだまだいけるじゃん!とさえ思った。また世の中にはまだまだ面白い事がたくさんあって、自分のアンテナが鈍っていただけなんだと反省。
ANNをJUNK(他局)で語るという企画は、自画自賛ではなくANNを客観的に語れるというメリットがあるのだろうが、往年のANN黄金期を偲ぶ企画=ANNは過去の遺物という位置付けで、現在の有名無実化した不甲斐無さを暗に揶揄している、と考えるのは深読みだろうか。JUNKもテレビで知名度を獲得してからの番組開始といった順序の問題や全員芸人というラインナップ、JUNKが育てたパーソナリティの不在など賛同できない点は多いけど、逃げの一手ばかり打ってきたANNのラジオ愛の欠如はそれ以上に好きになれない。20年後に「俺たちの深夜ラジオを語ろう」という企画があったら、語られるのはJUNK7割、ANN3割ぐらいだろうか。