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きらきらアフロ

きらきらアフロ

笑福亭鶴瓶とオセロの松嶋尚美とが繰り広げる「おばかトーク」「暴露トーク」が人気となっているテレビ東京系ネットの深夜番組「きらきらアフロ」の番組本。トークの再録のみならず、松嶋のファッション、私生活なども赤裸々に公開されている。特製ステッカー付。


鶴瓶さんとオセロ・松嶋さんの二人っきりのトーク番組『きらきらアフロ』の番組本。2007年に放送300回を達成したこの番組ですが、本書はまだ放送100回を過ぎ、全国放送が始まったばかりの2003年7月の出版。基本的にはトークの再録だが、ページの上下にぎっしり情報が詰まっていて、制作者の心意気を感じた。
現在、派手な演出のテレビ番組が多い中で、このような番組が成立するのはお二人のトークの腕と人柄の賜物。鶴瓶さんもだが、特に感心したのは松嶋さんの人柄の良さ。本書でも何人ものスタッフ・関係者が松嶋さんは「ありがとう」が素直にいえる人、という人物評をしている。人として偉い、と素直に好感を持つ。
本読みとして気になったのは読書家で有名な松嶋さんの自宅の本棚。本棚の写真が掲載されていて、確認できる主な作家さんだけで高村薫, 山崎豊子司馬遼太郎五木寛之宮部みゆき堀江敏幸東野圭吾恩田陸折原一唯川恵辻仁成浅田次郎と多岐に亘っている(敬称略)。読んでるなぁ…。
私は3,4年前からの番組ファンだけれど、それ以前の初期のトーク再録の初耳話が多くて笑えた。ただ、文字化されたトークは分かりにくい部分も多かった。やっぱり会場の雰囲気と共に映像で見るのが一番面白いのだろう(特に関東人の私には、大阪弁の会話文はなかなか慣れなかった…)。
短いけれど鶴瓶さん・松嶋さんへのMCインタビューは、お二人の番組に対する気持ち、お互いに対する気持ちがよく伝わってきた。お互いを信頼してる感じが、番組を更に面白くさせているんだなぁ、と改めて気づく。特に鶴瓶さんの松嶋さんへの言葉は、不覚にも深く感動してしまった。ある意味「泣ける本」です。
「さしいれ」の写真と紹介文にヨダレを垂らし、アフロ大辞典には番組の基礎知識と松嶋さんの勘違いの多さ・奇抜な発言に呆れ、笑った。巻末のプロデューサー・エディ小坂さんの短編小説「アフロな夜」と「あとがき」にはユーモアと温かさを感じた。やっぱりプロデューサーは才能があるなぁ、と感心。
とても残念な箇所は松嶋さんのファッション紹介が途中でカラーページから白黒ページになってしまってる点と、折角のおおたうにさんのイラストにあまり意味がない点…(トーク再録を絵にしただけ)。特にファッション紹介ページは、どの衣装も可愛かったので、どうにか全部カラーページに出来なかったのかなぁと思った。

きらきらアフロ   読了日:2007年02月23日