- 作者: ハービー山口
- 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
- 発売日: 2001/07
- メディア: 単行本
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山崎まさよしが上京した時に、初めてそのアーティスト写真を撮ったハービー・山口が、山崎の素顔について綴る。沖縄、北海道、アメリカなど場所を変えて行った撮影とインタビューの数々を収めた1冊。 雑誌「PATiPATi」で長期連載していた山崎まさよしとハービー山口のコラボレーション企画をまとめました。前作「bridge22」の内容に加え、その後の連載分と新規取材分が盛り込まれたお得な一冊です。CDブックレットサイズのおしゃれな装丁のなかに、2人の心温まる交流がたっぷりと綴られています。
うーん。面白いのだけれど、いまいち物足りない感じもする。原因はハービーさんのスタンスだろうか? 私はもちろん、まさやん(※山崎まさよし)の大ファンで、代表曲といわれる「One more time,One more chance」は何百回と聞き返しているので、その曲の良さは嫌というほど知っています。ただ、まさやんの曲は他にも本当にいい作品があって、私は「One more〜」以外の曲を聞いて、更にまさやんの深さを好きになったのです。けれども対談相手のハービー山口さんがずっと「One more〜」の話にばかり固執してるような気がするんです。そこがとても残念。上記の通り、私も大好きな曲なんですが、それはまさやんの魅力のほんの一部。インタビュアーとして、もっと他の曲にも、しっかり目を向けて、色々な逸話・エピソードを聞きだしてもらいたかった。私がどの曲が好きかは「山崎まさよし・この曲」コーナーで。しかし、それ以外は満足です。(文字上ですが)まさやんのお姉さんも登場しますし、まさやんの過去の恋や旅の事、そしてハービーさんの本業であるカメラで撮られたまさやんの写真の数々。この本のページ半分はまさやんの写真なんで、私にはそれだけで嬉しかった一冊でした。あれっ、かなり満足してる…?