《漫画》宇宙へポーイ!《小説》

少女漫画と小説の感想ブログです

茨城タウンの手品師、マギー。

バルーン・タウンの手品師

バルーン・タウンの手品師

感想は コチラ に。
手品師といえば、14日(日)のラジオ番組『日曜日の秘密基地』の中で手品師でもある作家・泡坂妻夫さんのお名前が出た。リスナーの記憶の穴を埋める「秘密キッチの穴」というコーナーで「10数年前に書店で袋とじばかりの小説を見ました。一体あれは誰の何という小説だったのでしょうか」というリスナーからの投稿があり、その後、判明した答えが泡坂妻夫さんの『生者と死者』だったのだ。
この「袋とじ小説」の投稿を聴いて、私が連想したのは講談社ノベルスの中途半端な企画「密室本」。『生者と死者』の事はちっとも思いつかなかった。そして先日の放送で、この小説は『生者と死者』だと判明し、番組に現物を送った人が賞金5千円を手にしていた。これは悔しい! 5千円獲得のチャンスを見す見す逃した事も悔しいが、提示された情報から真相に手が届かなかった自分の頭の回転不足が歯痒い。もしかしたら、コーナー史上初めて私が解決出来る記憶の穴だったかもしれないのに…。私は探偵にはなれないみたいだ。私には間違った推理を披露するワトソン役がお似合いだ(ほろ苦)。