《漫画》宇宙へポーイ!《小説》

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車じゃないよ、夏でも眠いよ。

熊の場所 (講談社文庫)

熊の場所 (講談社文庫)

感想は コチラ に。
その舞城王太郎さんの作品。舞城さんの作品を読む時は、絶叫マシンに乗る前のような勇気と覚悟がいる。しかしこれが乗ってみると意外に達成感と爽快感がこみ上げてくる。本書の表題作熊の場所に即して言うなら、恐怖を克服するために立ち向かった自分を褒めてあげたい気分になるのだ。…といっても舞城作品はそれほど怖くもないんですけどね。むしろ本読みとしては機関銃をぶっ放したようなカ・イ・カ・ン。