- 作者: 柄刀一
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2002/09/10
- メディア: 文庫
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なぜ私は、考古学を学ばなかったのか? ↑の本を読み終えて思った事はこれだ。先日、紹介した梨木香歩さんの「村田エフェンディ滞土録」に続き、考古学の面白さ(の一片)を知って大変後悔した。もちろん単純な私は、森博嗣さんのS&Mシリーズを読めば、建築学を学ばなかった事を悔やみ、有栖川有栖さんの火村シリーズを読めば、臨床犯罪学(社会学?)を学ばなかった事を悔やんでいる。ミステリは特に薀蓄として学問の情報が多く詰まっているので、そう思う。あっ、でも「京極堂」読んでも、妖怪を知りたいとは思わない。探究心より恐怖心。この世には知らなくていい事もあるんだよ、関口くん。