そっくりさん。
世の中には自分と似ている人が三人いると言うけれど、
私のそっくりさんは、もう二人まで報告例がある。
どちらも私が直接見たわけではなく、間接的だけれども、
知人が言うには本当にそっくりらしい。
確かに私の顔はそれほど特殊な顔ではない。
これは人間だ、と判別出来る程度には一般的だ。(ツチケン風味)
どうも自分が複数いると思うと落ち着かない。
ドッペルゲンガーとは違うのだろうが、
なんとなく会ったら消滅するのは自分だという確信がある。
ある日、誰も気づかない内にヤツが私を演じ始める。
私という存在は私によって抹消されていくのであった…
明日の日記は私じゃない私が書いていたりして…
自分で書いていて怖くなったので終わり。