鈍感。
数週間前から調子がおかしかった蛍光灯が、完全に点かなくなった。
毎回、蛍光灯を取り替えるたびに思うことなのだが、
今回もご多分に漏れず思った事がある。
それは新品の蛍光灯はこんなに明るいのか!という事。
徐々に暗くなってきているから気づかないだけで、だいぶ明るさが違う。
自分がいかにボーっと日々を過ごしているかを実感。
これと同じ事を感じる事がもう一つある。
耳掃除である。
私は耳掃除を思い出したときにしかやらない…
ので、たまに耳を掃除すると聞こえのいい事。
本当にさっきまでのTVの音量がうるさいと感じるほど。
どんだけ掃除してないか、いや、どんだけ鈍感に生きているかと思い知る。
しかし鈍感に生きていた方が幸せな事もあるという事を知る。
お風呂に向かう時いつもはコンタクトを外すのだが、
今日はコンタクトのまま浴室へ。そしてそれが悲劇の始まりの序章のプロローグ。
鏡に映るのは、いつもより鮮明な自分の怠惰な身体…
鋭敏な世界は自分を傷付ける事もある。