《漫画》宇宙へポーイ!《小説》

主に少女漫画と小説の感想ブログです

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+ 2006年 個人的ベスト10 +
順位タイトル(著者)ひとこと選評
第1位
『村田エフェンディ滞土録』(梨木香歩)
宗教戦争とは、神の名を借りた人間の争いである。
第2位
『世界音痴』(穂村弘)
2006年最大の出逢い。『もしもし、運命の人ですか。』
第3位
『魍魎の匣』(京極夏彦)
匣の中身は何でしょね? なんて読了したら言えない…。
第4位
『グールド魚類画帖』(R・フラナガン)
小説の技巧の限りを尽くした奇書。頭がおかしくなりそう。
第5位
『チルドレン』(伊坂幸太郎)
2006年最初の読了本。伊坂さん最大のカタルシスっ!
第6位
『シャングリ・ラ』(池上永一)
地球は女性で回っている!? 男性キャラは個性が薄い。
第7位
『時計館の殺人』(綾辻行人)
時計だらけの館。この館に電波時計はありません(笑)
第8位
『雨にも負けず粗茶一服』(松村栄子)
遊馬の壁、遊馬の品格、武家茶道はなぜ潰れないのか。
第9位
『カレーライフ』(竹内真)
カレーなる一族。美味しい料理と面白い小説は幸せを運ぶ。
第10位
『大地の子』(山崎豊子)
平和は貴い、そんな当たり前の事を改めて教えられた。
+ 2007年 個人的ベスト10 +
順位タイトル(著者)ひとこと選評
第1位
『乱れからくり』(泡坂妻夫)
2007年は泡坂『まつり』とも言える、とても『しあわせ』な1年。
第2位
『サクリファイス』(近藤史恵)
チカ、ロードレース好きか? 競技の為に<犠牲>になれるか?
第3位
『1950年のバックトス』(北村薫)
北村さんに賞は必要ないわ。だって私がいるじゃない(笑)
第4位
『狐罠』(北森鴻)
騙された狐はワナワナ怒りに震える。化かし合いが今、始まる。
第5位
『輝く日の宮』(丸谷才一)
日本文学という大河を遡上する物語。源流は今も尚、清らかに。
第6位
『赤朽葉家の伝説』(桜庭一樹)
未来を視る祖母、今を駆け抜ける母、過去ばかりを追う私。
第7位
『映画篇』(金城一紀)
同じ日に同じ場所で同じ映画を観た人の、それぞれに違う人生。
第8位
『のはなし』(伊集院光)
まさに個人的ランキング(笑) 書籍になっただけで嬉しい。
第9位
『独白するユニバーサル横メルカトル』
独走する想像力。気持ち悪くも美しい、背徳的背反の物語。
第10位
『しゃばけ』(畠中恵)
病弱探偵・一太郎糖衣A(笑) 外は甘くても中は結構苦い。
+ 2008年 個人的ベスト10 +
順位タイトル(著者)ひとこと選評
第1位
『13』(古川日出男)
語られる2つの奇蹟。本書の存在自体が1つの奇蹟。
第2位
『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦)
オトコも歩けば恋(鯉)に当たる。故意の御都合主義!
第3位
『夜のピクニック』(恩田陸)
夜は長くても 歩けよ高校生(笑) 歩いてばかりの2008年。
第4位
『遠まわりする雛』(米澤穂信)
省エネ高校生が遠まわりする理由は…。甘酸っぺ〜。
第5位
『暗いところで待ち合わせ』(乙一)
乙一さんの引き出しの多様さに驚嘆。実は筆名も多様!?
第6位
『ラン』(森絵都)
いつまでも歩いてる場合じゃない。走るんだ「あの世」まで。
第7位
『鈍い球音』(天藤真)
巨大球団が勝つとは限らない。'08年のプロ野球界に酷似。
第8位
『戸村飯店青春100連発』(瀬尾まいこ)
雨にも負けず中華一丁。ラストは100発100中で感動。
第9位
『女王国の城』(有栖川有栖)
江神二郎15年振りの降臨。近々の再臨を願い祈りましょう。
第10位
『殺人症候群』(貫井徳郎)
症候群シリーズ最終作。殺人の動機は人を救うため…。
+ 2009年 個人的ベスト10 +
順位タイトル(著者)ひとこと選評
第1位
『身代わり』(西澤保彦)
お帰りッ! 4人ともお変わりなくて安心したよ。お代わりッ!
第2位
『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎)
国家との闘争。逃走。最後まで自分を貫き通そうとする意思。
第3位
『田村はまだか』(朝倉かすみ)
素敵小学生・田村久志の記憶と共に各人の40年間が甦る。
第4位
『アラビアの夜の種族』(古川日出男)
読者は本を手に、本を読み、本の中に本の完成を待つ。
第5位
『交換殺人には向かない夜』(東川篤哉)
油断大敵。大して期待してなかったから(笑)、期待以上の驚愕。
第6位
『喜劇悲奇劇』(泡坂妻夫)
作品に懸ける熱意と愛情と遊び心。ありがとうございました。
第7位
『鉄鼠の檻』(京極夏彦)
この小説には無駄な箇所など何処にもないのだよ、読者諸君。
第8位
『バッテリー』(あさのあつこ)
尖ったナイフで 触る物みな傷つける 12で天才と呼ばれた少年。
第9位
『架空の球を追う』(森絵都)
森絵都さんは脱力系前向き小説にこそ、本領が発揮される。
第10位
『君の名残を』(浅倉卓弥)
愛する者たちの非業の死を、愛する前から知っていた…。
+ 2010年 個人的ベスト10 +
順位タイトル(著者)ひとこと選評
第1位
『精霊の守り人』(上橋菜穂子)
守るべき人の向こうには、かつて守られていた自分がいた。
第2位
『容疑者Xの献身』(東野圭吾)
よいミステリには美しく自然で簡明な謎解きが必ずある。
第3位
『百瀬、こっちを向いて。』(中田永一)
「好き」の直感。著者近影が欲しい。先生、こっちを向いて。
第4位
『自転車少年記』(竹内真)
一番身近な生涯スポーツかも。NO BICYCLE,NO LIFE!
第5位
『黄色い目の魚』(佐藤多佳子)
描く時に、描かれた時に審美眼が見抜いたあの人の本質。
第6位
『恋文の技術』(森見登美彦)
拝啓  「好き」の直感に素直になればいいのですよ  敬具
第7位
『エデン』(近藤史恵)
自転車青年記。先行する精神と肉体を縛る戒めの呪い。
第8位
『チーム・バチスタの栄光』(海堂尊)
先鋭チームに、手術室という密室の中に、潜む病魔の摘出。
第9位
『イニシエーション・ラブ』(乾くるみ)
恋愛の終わり、あるいは(ミステリの)始まり。たっくんLOVE。
第10位
『ZOO』(乙一)
一人アンソロジー。作者の多面性が作者の分裂に繋がった…!?