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少女漫画と小説の感想ブログです

彼はトモダチ

携帯電話を使用不能にして、嫌と言うほど すれ違う準備は整った。『彼はトモダチ』

彼はトモダチ コミック 全7巻完結セット (別冊フレンドKC)作者:吉岡 李々子講談社Amazon吉岡 李々子(よしおか りりこ) 彼はトモダチ(かれはトモダチ) 私的評価:★★(4点) 蛇足度:★★★★(8点) 理由:長編化したことで中学生同士の淡い恋愛を見事に台無…

いかにも番外編な話から、本編に入れるべきだった話まで、古今東西・玉石混淆。

吉岡 李々子(よしおか りりこ) 彼はトモダチ(かれはトモダチ) 第08巻評価:★★(4点) 総合評価:★★(4点) 増刊や本誌付録に掲載された『彼はトモダチ』番外編読み切りを完全収録! &全プレのときはラフで発表した「カレンはトモダチ」が完全原稿で読める…

運命の分岐点となる「ある一日」にページを割き過ぎて、ヒロインが軽薄な人間に見える。

吉岡 李々子(よしおか りりこ) 彼はトモダチ(かれはトモダチ) 第07巻評価:★☆(3点) 総合評価:★★(4点) 佐々本に最後の言葉を伝えられないまま、転校することになったヒヨリ。どうしてこんなことになったのか、どこで間違えてしまったのか考えても答…

独りぼっちの女性を放っておけないヒーローこそ、巻き込まれ型の健気なヒロイン。

吉岡 李々子(よしおか りりこ) 彼はトモダチ(かれはトモダチ) 第06巻評価:★☆(3点) 総合評価:★★(4点) 水野を選んだときに封印したはずの佐々本への想い…。どんなに打ち消しても打ち消しても募る想いに、もうこれ以上気持ちを偽ることはできないと気…

キスした同じ巻で2人に距離が生まれ、結ばれても心は遠ざかる。圧倒的な幸福不足!

吉岡 李々子(よしおか りりこ) 彼はトモダチ(かれはトモダチ) 第05巻評価:★★☆(5点) 総合評価:★★(4点) 水野とつきあっていても、どうしても佐々本が忘れられなくて2人の間で揺れるヒヨリ。だけど水野のまっすぐな想いに触れ、隣にいることを選ぶ。…

ヒヨリって名前は晴れた空でなく、自分に都合の良い男性を選ぶ日和見主義のヒヨリなんだね…。

吉岡 李々子(よしおか りりこ) 彼はトモダチ(かれはトモダチ) 第04巻評価:★★☆(5点) 総合評価:★★(4点) 水野に好きだと告白されたヒヨリは、あらためて自分の中の佐々本への想いに気づく。もう一度2人で話し合いたくて、夜の公園で佐々本を待つヒヨ…

本書の天気は晴れが15%で、後は曇りか雨。交際描写が短く、天候の急変に身体が慣れない。

吉岡 李々子(よしおか りりこ) 彼はトモダチ(かれはトモダチ) 第03巻評価:★★★(6点) 総合評価:★★(4点) 佐々本と琴音の過去を知ってショックを受けるヒヨリ。事実を受け入れ、なんとか前に進もうとするヒヨリだけど、もう元のようにはもどれない……。…

移りゆく季節の表現で5月に蝉を鳴かせてみた。これは五月蠅い ならぬ 五月蝉い ってこと!?

吉岡 李々子(よしおか りりこ) 彼はトモダチ(かれはトモダチ) 第02巻評価:★★★(6点) 総合評価:★★(4点) 佐々本と同じ学校に進学し初キスも経験……と、順調な高校生活を送るヒヨリ。だけど、琴音が水野に別れを告げているところを目撃してしまう。さら…

スターになれるチャンスを前に、地味な自分の顔が嫌で厚い化粧と 整形を繰り返した人の末路。

吉岡 李々子(よしおか りりこ) 彼はトモダチ(かれはトモダチ) 第01巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★(4点) 中3のヒヨリは隣のクラスの水野に片想い中。そんなとき、席替えで隣になった佐々本が水野と幼なじみだということを知り、協力を依頼。だけど、…