《漫画》宇宙へポーイ!《小説》

少女漫画と小説の感想ブログです

2020-01-01から1年間の記事一覧

羽柴、部活はじめるってよ。もう物語には深く関わらないってよ…。

末次由紀(すえつぐゆき) エデンの花(えでんのはな) 第08巻評価:★★★(6点) 総合評価:★★★(6点) 「時緒さんと恋をすることを考えたりしないの?」 由鷹の一言が、みどりの心を激しく震わす。”兄妹”という言葉で打ち消してきた時緒への想い。だが、その…

振り返れば奴がいる。おれを階段から突き落とした その手を伸ばす奴がいる。

末次由紀(すえつぐゆき) エデンの花(えでんのはな) 第07巻評価:★★★(6点) 総合評価:★★★(6点) 「時緒と みどり は兄妹じゃない。」 驚愕の真実を知り、時緒にアメリカへ帰るよう勧めた みどり。だが時緒はそれを拒み、そばにいたいと望んだ。すれ違…

折り返し地点の『6巻』は、少女漫画のスタート地点とゴールが混在する特異点。

末次由紀(すえつぐゆき) エデンの花(えでんのはな) 第06巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★(6点) 「兄妹で過ごせるのも、あと少しかもしれないよ。」 紫(ゆかり)の父の言葉に不安を感じるみどりの中で、次第に大きくなる時緒(ときお)の存在。強ま…

トレース問題で封印された この作品と一部 類似した設定を持つ別作品が気になる。

末次由紀(すえつぐゆき) エデンの花(えでんのはな) 第05巻評価:★★★(6点) 総合評価:★★★(6点) 初めてのキスで、また少し心を近づけた由鷹(よしたか)とみどり。ためらいがちに愛を深めていく2人を見守る時緒(ときお)。そんな、やさしい時間(とき…

月明かりの下で キス@沖縄。おれ人生のピークじゃね? 間違いナイトプール パシャパシャ!

末次由紀(すえつぐゆき) エデンの花(えでんのはな) 第04巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★(6点) 「羽柴くんが好き」。ようやく自分の想いに気づいたみどり。しかし、みどりを憎むクラスメートが、みどりの裸の写真をバラまいた! 再び絶望に突き落と…

『3巻』はシスコンの兄に振り回される妹の姿を描いた 末次版『お兄ちゃんと一緒』。

末次由紀(すえつぐゆき) エデンの花(えでんのはな) 第03巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★(6点) 「優勝できたら、つきあって。」卓球ダブルスの勝敗をかけた由鷹の告白に、みどりの心は揺れた。反発しながらも惹かれていく、みどり。2人重ねる練習は…

この時計が 刻んだ時間の中で、君が苦しみ続けていたことを おれは知らずにいた。

末次由紀(すえつぐゆき) エデンの花(えでんのはな) 第02巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★(6点) 閉ざされたエレベーターの中で、みどりが突然倒れた!!苦しむみどりの体に残る無数のアザが物語る、「忌まわしい過去」。いったい、だれがこんなことを…

現世での原罪を抱えたまま アダムとイブは もう一度 エデンの園を創り上げる。

末次由紀(すえつぐゆき) エデンの花(えでんのはな) 第01巻評価:★★★(6点) 総合評価:★★★(6点) 両親を火事で亡くして以来、絶望的な哀しみと孤独を抱えてきたみどり。学校に退学届けを出し東京タワーに向かうとき、1人の男性と出逢う。13年前生き別れ…

流星にまたがって あなたに急降下 ah ah 心が光の矢を放つ 『ひるなかの流星』

ひるなかの流星 コミック 1-12巻セット (マーガレットコミックス)作者:やまもり 三香集英社Amazon[asin:B00YDTOPZA:detail] やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 私的評価:★★★★(8点) 蛇足度:★(2点) 理由 :少女漫…

オレが ずっと この部屋に住み続けるのは いつか君がまた この家に来てくれることを願っているから…。

やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 番外編 評価:★★☆(5点) 総合評価:★★★★(8点) すずめと馬村のカフェデート。周りがカップルだらけになってしまった、猿丸。すずめの選択から6年後の獅子尾や、男女逆転展開などひ…

失われた恋が今 満たされていく。これは私の初恋が成就する物語。成仏もするけど ☆彡

やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 第12巻評価:★★★★(8点) 総合評価:★★★★(8点) 沖縄で馬村と、初めて2人きりでお出かけ。はしゃぐすずめの目に映ったのは…獅子尾!? 考えないように避けてきた気持ちを確かめるため…

早朝だって夜中だって、私自身が流星になって 君のもとに舞い落ちてみせる。

やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 第11巻評価:★★★★(8点) 総合評価:★★★★(8点) 獅子尾からの突然の告白に戸惑うすずめは、その言葉を信じず、馬村との距離を縮めようとします。運動会になり、リレーで直接対決を…

恋愛 実地調査にご協力 頂いた男性2人に感謝します。これで恋の判断材料は全て揃いました。

やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 第10巻評価:★★★★(8点) 総合評価:★★★★(8点) 馬村からの突然の告白に、すずめが悩んで悩んで出した答えは──“大切に思ってくれる人を、幸せにしてあげたい”。そう進んでいこうと…

獅子尾 VS. 馬村 による恋愛 点取り合戦。勝負はドロー。判定は主審の与謝野に託されました。

やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 第09巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★★(8点) 春、すずめ達は2年生になりました。1年女子からモテる馬村を助けるため偽彼女作戦を考えますが、すぐ断られます。少しだけモヤモヤ…

坊や、いったい何を教えて来たの 私やっぱり、私やっぱり、実家に帰るわね『プレイバックpart2』

やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 第08巻評価:★★★★(8点) 総合評価:★★★★(8点) 獅子尾に再度失恋をし、悲しみでいっぱいのすずめは、突然田舎に戻ってしまいます。心配して迎えに来た友達と温かい家族を前に、す…

折り返し地点を過ぎて 主人公を勝手に格付けチェック。気づいたら格下げ されてました。

やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 第07巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★★(8点) 初めての2人きりの遠出。頑張りたいすずめとは違ってなにか悩んでいる様子の獅子尾はちょっと冷たい…。両思いなのに不安なのはなぜ?…

直接 目に付く場所に置くプレゼントと、何重にも蓋をして封じるプレゼント。その理由は?

やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 第06巻評価:★★★★(8点) 総合評価:★★★★(8点) 獅子尾と思いが通じあって、ドキドキしっぱなしのすずめ。キョリをもっと縮めたくていろいろ頑張りますがうまくいったり、いかなか…

文化祭で観劇した「ロミオとジュリエット」。まさか これ、2人の行く末の暗示⁉

やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 第05巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★★(8点) ついに文化祭スタート! すずめのことを気にかけているようだった獅子尾が、なんだか急にそっけなくなり、馬村とも不穏な様子。これ…

恋愛大相撲 ひるなか場所、仕切り直しの『4巻』。見合って 見つめ合って。

やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 第04巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★★(8点) 夏休み、獅子尾への想いを吹っ切ろうとしているすずめ。ところが、ひょんな流れで2人だけで水族館に行くことに! 楽しみながらも、時…

ひるなかの流星が落下した地球には、両想いという概念が消失しました。全員、失恋!

やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 第03巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★★(8点) 保健室で獅子尾が眠っているのを見て、すずめは思わず「すき」と言います。しかし獅子尾は起きていた!? すずめの恋心を知った馬村、…

獅子尾先生の行動が、ゆゆかちゃん ぐらい あざといと思う私の心は汚いのでしょうか。

やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 第02巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★★(8点) 担任の教師・獅子尾への特別な感情に気付き始めたすずめ。とまどい、気持ちを否定するけれど、その想いは加速してゆきます。そんな…

ひるなかの恋はミステリ小説。異邦人の来訪から始まって、意外な結末まで共通点多し。

やまもり 三香(やまもり みか) ひるなかの流星(ひるなかのりゅうせい) 第01巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★★(8点) 幼い頃に見た、真昼の空の流れ星。夢だったのか、それとも私の道しるべなのか──。 すずめは田舎に暮らす女の子。親の転勤で、東京の…

ずっと一緒に 『冬のはなし』『僕等がいた』

僕等がいた コミック 全16巻完結セット (フラワーコミックス)作者:小畑 友紀小学館Amazon[asin:B00WS8BYGQ:detail] 小畑 友紀(おばた ゆうき) 僕等がいた(ぼくらがいた) 私的評価:★★★☆(7点) 蛇足度:★★★(6点) 理由 :二部構成の後半をどう捉えるか…

さよなら できずに 歩き出す僕と 『冬のはなし』

小畑 友紀(おばた ゆうき) 僕等がいた(ぼくらがいた) 第16巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★☆(7点) 山本有里の母が亡くなり、有里と決別した矢野。矢野はついに、ひたすら自分を責め続けてきた、そして自分自身を縛り続けてきた過去と向き合う。一方…

永遠に 僕の中で 生きてくよ 『冬のはなし』

小畑 友紀(おばた ゆうき) 僕等がいた(ぼくらがいた) 第15巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★☆(7点) 5年間の時を経て、再会を果たした矢野と七美。しかし、2人は別れを選ばざるを得ない。しかし、矢野には、七美との別れを選ぶ重い理由があった。心の…

あなたの すべてが かたちを失くしても 『冬のはなし』

小畑 友紀(おばた ゆうき) 僕等がいた(ぼくらがいた) 第14巻評価:★★★(6点) 総合評価:★★★☆(7点) 累計910万部突破!ティーンズから大人まで、幅広く夢中にさせている「僕等がいた」最新巻! 運命の再開をした矢野と七美は、別れを選ぶしかなかっ…

ただ それだけの はなし 『冬のはなし』

小畑 友紀(おばた ゆうき) 僕等がいた(ぼくらがいた) 第13巻評価:★★★(6点) 総合評価:★★★☆(7点) 竹内(たけうち)が七美(ななみ)へのプロポーズを決意した矢先、千見寺(せんげんじ)は消息不明だった矢野(やの)と、仕事を通じて再会していた。千見寺か…

離れた誰かと 誰かがいたこと 『冬のはなし』

小畑 友紀(おばた ゆうき) 僕等がいた(ぼくらがいた) 第12巻評価:★★★(6点) 総合評価:★★★☆(7点) 母が自ら命を絶ち、ほどなく矢野(やの)は消息を絶った。それから数年、出版社で働きながら、七美(ななみ)は矢野を忘れられずにいた。そんな彼女を見守…

やさしい振りして 舞い落ちる頃に 『冬のはなし』

小畑 友紀(おばた ゆうき) 僕等がいた(ぼくらがいた) 第11巻評価:★★★☆(7点) 総合評価:★★★☆(7点) 上京した矢野(やの)は七美(ななみ)との距離を感じながら、バイトに明け暮れていた。ある日、母親の病気が判明し、治療費で苦しくなっていく家計…

冷たい涙が 空で凍てついて 『冬のはなし』

小畑 友紀(おばた ゆうき) 僕等がいた(ぼくらがいた) 第10巻評価:★★★(6点) 総合評価:★★★☆(7点) 矢野(やの)が消息を絶って4年。七美(ななみ)は今も矢野を待ち、そして想い続けていた。そんな彼女を見守ってきた竹内(たけうち)は、同棲(どうせい)を…